工事スタッフインタビュー

「鉄骨住宅から木造軸組工法へ。“資材”も“工法”もまるっきり異なりますが、最も大きな違いは“気持ち”でした。」
竹内 幸太/埼玉南部営業所 工事課/入社 2006年4月入社
総合建設のゼネコンから転職 Map

※プロフィールは取材時点のものです。
理想と現実
 
6年勤めた前の会社を辞めようと思った理由。それは、自分の意に反して仕事内容がどんどん変わっていったからです。僕は学生時代から、建築の仕事が夢でした。何もないところに、いろんな人が協力し合って建物が建つ。それが家族の夢の象徴である「家」なら最高だ、と思っていました。そうして戸建住宅も手がけるゼネコンに入社し、当初は希望どおり一戸建住宅の現場管理を担当していたんですが、事業方針の変更から店舗や病院、銀行などの改修工事を担当する機会が増えてきて・・・。建物は大きくても、工事が完了したときの気持ちはひとつの物件が“終わった”という感情しかなく、お客様が心から喜ぶ瞬間に出会えない。「夢」はどんどん遠くなっていきました。「夢」を抱いて飛び込んだ建築の業界で、理想と現実のギャップの大きさを実感してしまったのです。休みもほとんどなく忙しい日々、家と現場の往復を繰り返しながら、どこかで終止符を打たないと、このままでは自分がなくなってしまう・・・。僕はまだ27歳。もう1度、理想を追いかけよう。家族の家を建てる一戸建て住宅を主とする会社で仕事をしよう。そう思い、転職を決意。以前から“いい家づくりをしているな”と感じていた一条工務店に応募しました。
熱心な職人さんに囲まれて
入社後、感心したのは、期待以上にしっかりとした家づくりをしているということ。思った以上に社内基準が厳しく、家づくりへの真摯な姿勢が伝わりました。職人さんに求める要求レベルも非常に高く、ときには『一条さんは、厳しいなぁ』と言われることもあります。しかし、それが安全のためだと理解してくれる職人さんとは、やっぱりいい仕事ができますね。一条工務店は、こうした厳しい基準でずっとやってきていますから、一条の家づくりをきちんと理解し、賛同してくれる職人さんとは長いお付き合いになっているようです。結果的に、僕らも心から尊敬できる、熱心で信頼できる職人さんばかりが残っているんでしょうね。また、基本がしっかりしていてぶれないからこそ、決められたこと以外に関しては自分らしく、工夫して仕事ができる。そういうところも、僕が気に入っている点です。
現場主義、というより、現場好き
前職で短いながらも担当していた一戸建ては鉄骨住宅でした。同じ一戸建でも、一条工務店の木造軸組工法とは大幅に異なります。そこで、少しでも仕事に慣れるように、とにかく現場を見ようと心掛けました。休日でも、近くに一条の現場があれば必ず立ち寄って建築の様子を見せてもらう。知り合いの大工さんがいれば顔を出して話をし、関係性を強くする。これは、入社当時だけでなく、今でも習慣のように続けています。必要に迫られて始めた“現場めぐり”ですが、要するに僕は、現場が好きなんですよね。木の香りがして、トンカチの音が響いて・・・。さらに、こうして信頼関係を積み重ねていくからこそ、現場ではお互いに遠慮することなく意見を出し合うことができるし、私が困っている時にはさりげなく助けてくれます。これもすべて、いい家づくりにつながっていますね。
嫌だったはずの改修工事も・・・
改修工事の連続に嫌気が差しての転職でしたが、一戸建住宅にも改修工事は発生します。入社からしばらくして、自分の担当ではないお客様の雨漏り改修を任されたことがありました。築10年で発生した不具合に、お客様は怒り心頭。お詫びをし、きちんと改修することを約束して仕事に取り掛かったのですが、やはり大型店舗と戸建住宅では勝手が違います。僕がこれまで手掛けた改修工事とはまったく異なる難しさがありました。まず、漏水箇所のチェックに2カ月を要しました。さらに、修繕が終わっても確認には雨天を待たねばなりません。しかも雨漏りの危険性をはらみながらも、チェックができませんから、養生シートは掛けられない・・・。しばらくは、雨が降るたびにお宅に足を運び、見つけるたびに修繕をし、小まめに確認しました。完了が確信できたときは嬉しくて、お客様には自信を持ってご報告しました。そのときにいただいた、お客様の『竹内さん、一生懸命にやってくれて、本当にありがとう!』の言葉に、この仕事の達成感は、建物の大きさではなく、“気持ち”が実感させるのだと思いました。
“会社の顔”を任されて
現在は、同時に8件ほどを並行して工事を進めているんですが、その内のひとつとして任せてもらった三郷展示場が先日オープンしました。入社から1年ほどで“会社の顔”とも言えるモデルハウスを任せてもらえるなんて感激ですね。大きさは約80坪にもなり、関わる人数も多く、監督業務はたいへんでしたが、より高いレベルでの工事管理を目指すステップのつもりで頑張りました。今後の目標は、一級建築士資格の取得と工事長への昇格。たくさんの現場を経験して、どんどんレベルアップしていきたいですね。
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