設計スタッフインタビュー

「好きな仕事に集中できる。とことん、お客様と一緒に家づくりにこだわれる。こんな会社、他にあったら教えてほしい(笑)。」
佐々木 和重/千葉西部営業所 設計課/2005年9月入社
ビルやマンションなどの大型建築物を手掛けるゼネコンより転職

※プロフィールは取材時点のものです。

20代最後の決心

 
学校を卒業後、ゼネコンに入社。設計職を希望していましたが、建築の現場を知るために現場監督として勤務し、1年後にやっと設計へ異動となりました。扱う物件のほとんどはビルやマンションなどの大型建築物で、一戸建て住宅などは年に数回ほどでしたね。また、ゼネコンとは言え大きな規模の会社ではなかったので、実際の業務は設計だけではなく、積算など別の仕事も担当していました。『設計の仕事にもっと没頭してみたい。できれば、お客様の顔が見える一戸建住宅をやりたい』。そうした気持ちが日増しに膨らんでいきました。そして、具体的に転職を考え始めたのは、節目の30歳を迎える直前でした。

きっかけは一通のメール

ビルやマンション建築の場合、どうしてもテナントの利用率など現実的な話になってしまいます。できるだけ短い工期で完成させ、高い収益を上げることが優先されてしまうこともありました。私が一戸建て住宅の設計をやりたいと思ったのは、こうしたことの反動もあったと思います。一戸建て住宅は、お客様の“夢”でもありますから。そんなとき、舞い込んできたのが一条工務店からのスカウトメールでした。私の好きな木造軸組工法で、免震構法などの独自性の高い技術を保有していることに心をひかれました。こうして転職へ気持ちが傾いていき、他の住宅メーカーの説明会などにも参加して、じっくり比べてから一条への入社を決めました。

好きな仕事に集中できるシステム

一条工務店を選んだもうひとつの理由は、頼もしいサポート部門の存在です。それはフィリピンを拠点とする一条の関係会社です。ここには数百名の現地設計スタッフがおり、打合せ図面のCAD化、パース図の作成といった、打合せ段階でのサポートをしてくれます。距離はありますが、メールでのやりとりで非常に迅速な対応をしてくれ、頼もしい限りです。また、いわゆる実施設計(詳細図面)についても、現地のスタッフが行っており、私たち日本の設計担当は、とにかく目の前のお客様との打合せに集中することができるんです。 “基本設計”を得意としている私としては、“詳細図面”を専門部署に任せられるというのは、本当に頼もしいですね。

ジブリのような家!?

自分が設計を手掛けた家というのはどれも思い出深いものですが、なかでもユニークな例をお話しします。それは高低差約1.5mの坂のある敷地に家を新築するという物件でした。ただでさえ難しい条件でしたが、お客様からはさらに『ジブリ美術館のような家にしたい』との要望が。“ジブリ美術館”とは、三鷹(東京都)にあるアニメーション美術館で、人気のアニメーション映画を中心とした展示を行う美術館のこと。私も、お客様のイメージをつかむために、実際に見学に出掛けましたよ。建物の印象をひとことで言うと“色づかいに特徴のある古風な洋館”という感じ。問題はこれをどう一戸建て住宅の設計に反映するか、です。お客様のイメージと私が思うものとが一致するかどうかを確かめるため、設計図とともに模型をつくり、同意を得てから着工にかかりました。

キャリア入社組に期待されること

実はこのお客様はもうひとつ、『いかにも一条工務店っぽい家にはしたくない』というご要望もお持ちでした。お客様にとって“家”は“夢”でもありますから、よりオリジナリティの高い個性的な家を望まれていたのだと思います。
ひょっとすると一条生え抜きの設計担当だったら、このようなお客様の要望にはひるんでしまったかもしれません。しかし、私には前職で培ったキャリアがあります。自信を持って承り、仕上がりにはたいへんご満足いただきました。キャリア入社とプロパー(新卒)入社とでは任される仕事やステップアップに差がある会社もあるようですが、一条の場合は逆に頼られる場合が多い。会社にもどんどん意見を言いますし、そうやって新風を吹き込んでいくことが、我々キャリア入社組に期待されていることですね。
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