社員を知る

社員インタビュー

お客様とも、職人とも、一緒に家づくりを行う。そんな現場のプロフェッショナルを目指して。田中 隆典 TAKANORI TANAKA(平成20年入社 静岡中部営業所 工事課)

現場でのヘルメット姿が似合っている田中。印象に残っている現場は?の質問に、「全部です。お引き渡しの数だけ、思い出があります」。現場主義、そしてお客様主義の彼が感じている仕事のやりがい、目標、そして将来の夢について聞いてみた。

迅速に対応する先輩方のスピード感を受け継ぎたい。

私が所属する展示場の工事課のメンバーは6人。工事長1人、基礎を担当する前担当が1人、そして中・仕上げ工程を担当する私を含めた4人がいますが、とにかく仕事に対するスピード感に優れたチームだと思います。現場はとかく、いろんな条件やスケジュールの制約が多いものです。ですから、一瞬、一瞬での判断が求められます。「あの工程にこの材料が足りない」「ここの仕上げが遅れている」「ここを担当する業者さんがいない!」そんな日々の課題に、工事課全員がスピーディに対応しています。そこに求められるのは確かな経験と判断力。自分の仕事だけではなく、チーム全体の仕事の状況をつかむ努力を社員一人ひとりが行い、常に情報共有をしるところが、このチームのすごいこところだと思います。私は、新入社員のときから、このチームで育ててもらいました。スピードがいかに大切かしっかり教えてもらいました。また困ったときや、トラブルを抱えたときでも先輩たちのフォローにより安心して仕事ができました。そしていま、私も新人教育担当として後輩の育成指導を担当しています。このチームのDNAを私自身も引き継ぎ、スピーディな対応を教え込み、新人に思い切ってチャレンジできる環境をつくってやりたいと思っています。

99点では足りない。求められるのは、100点満点。

工事監督の仕事に、コミュニケーション力は欠かせません。入社前、コミュニケーション力が大切になることは説明会や面接で先輩から聞いて理解しているつもりでした。でもイメージしていたのは、社員や職人、業者さんとのコミュニケーションでした。お客様の窓口は営業という思い込みもあり、お客様とのやり取りは想定していなかったのかもしれません。ところが、入社後に重要性を強く感じたのは、お客様とのコミュニケーションでした。お客様が私たち工事課に求めるのは100点です。当たり前ですが80点では全くダメで、99点でも合格ではありません。しかもその点数には、コミュニケーションを含んでいるということを強く感じたのでした。
1年目であるお客様を担当させていただいた時のことです。私のちょっとした判断ミスが原因で、お客様からクレームをいただいたことがありました。それにどう応えるか、悩んでいたときのこと。先輩から「お客様がすべて。お客様の方向を向いていたら間違いはない」とアドバイスをいただきました。そう言われると、自分で、「ここまでしかできない」、「自分ではここまでやった」と、自分中心に物事を考えていたかもしれないな、ということが見えました。自分では、合格ラインを越えているつもりでも、100点に到達していなければ、それはお客様にとっては満足とはいえないのです。それ以来、何か判断に迷ったときは、お客様目線に立って、できないなら“どうすればできるか”を考えて答えを出すように切り替えました。その積み重ねが、100点を取る秘訣だと気づいたからです。

先輩のようなプロフェッショナルを目指したい。

もちろん、現場でのコミュニケーションも大切にしています。特に大工さんや左官屋さんといった職人さんと話す時は、いかに気分よく仕事をしてもらうかが大切。たまたま私の担当地区の職人さんはお話好きな方が多く、昼休みは家づくりのことからプライベートのことまで、ずっとしゃべりっぱなしですよ(笑)。でも、そうやって信頼関係を築けば、指示もしやすく、「田中くんが言うなら」と頑張ってくれます。職人さんは手を止める事を嫌いますので、ここでもスピード対応がポイントになります。一つの作業の後れが後々の大きなトラブルになることもあるので、職人さんが仕事をしやすい環境をつくり出すことも、工事監督の大きな役割です。
そんな私も、さらに上を目指し、一級建築士の資格取得に挑戦しています。資格を持つことで、自信を持って現場の指揮に当たれますし、お客様からも安心感を持ってお任せいただけるようになると思います。そうして、憧れの先輩を超える存在になりたいと思っています。スピード、判断力、能力の高さ、どれをとっても凄腕の、憧れの先輩。トラブルが起こる前にトラブルの芽を摘み取ってしまうような、まさにプロ中のプロなんです。その先輩のような工事監督になるのが私の目下の目標。目指す存在が近くいる今こそ成長のチャンスと捉え、先輩と同じ年齢になった時、それ以上の存在になっていたいと思います。

一条だから、できること。

一条工務店はいい意味で見切り発車する会社だと思います。商品の開発は常に時代の先を見据えていて、商品が開発できたら、まずは現場に落とし込んでみることが多いです。太陽光発電の「夢発電」システムなどがいい例ですね。ただ、発車後の現場からの声も大切にしていて、商品そのものの微調整などはもちろん、職人さんが作業しづらいなどの要望も、フィードバックすれば改善できる環境があります。「できない」と思うのではなく、「こうすればできる」という具体的な案をだせば改善も早くされます。できないことを、できるように。現場にいる人間が発想して提案する。それが、一条らしさでもあり、現場主義の私のチャレンジです。