社員を知る

社員インタビュー

社員のポテンシャルを引き出せる。新たな社風を生み出せる。
教育という新たな視点から、会社を動かせる大きなやりがい。 山口 貴弘 TAKAHIRO YAMAGUCHI(平成20年入社 浜松本社 管理部門企画系 教育グループ)

6年間の住宅営業を経験後、浜松本社の教育グループの配属となった山口。ある時は全社的な視野で、ある時は若手社員をフォローしながら、研修を通して、社員に気づきの場を提供。教育という視点で社員の力を引き出し、会社の成長へと結びつけている。

緻密なテーマ設定に基づく研修を、社員の自主的なアクションにつなげる。

社員の力を引き出すために、課題に合わせたさまざまな研修を用意し、運営しているのが教育グループです。入社年数や階層に合わせて多彩な研修を実施するとともに、会社や社員の課題を見極め、解決のための研修テーマや内容の企画立案も担っています。

たとえば、私が担当している、宅建をはじめとした社員の公的資格取得の推進業務を例に挙げてみましょう。研修の企画立案は、営業課社員の各種データの分析と、営業所のマネージャーや店長からヒアリングを行うことによって課題を抽出し、ロジカルなデータと現場の今を反映させた内容となることを目指して行っていますが、資格取得という観点でデータを分析すると、資格を多く取得している社員とそうでない社員では、年単位でのご契約数に大きな違いがあることがわかりました。会社は取得推進のために資格学校と提携するなど、ソフト面の充実化を図っていますので、課題は社員がこれらソフトをどう使いこなすか、そして、取得した資格をどう活かすかだと考えました。そこで、取得した社員の具体的な勉強方法の紹介や、直前対策として外部講師による特別講義の開催など、合格率向上のための策を講じました。同時に、取得後の接客エピソードを研修内容に盛り込み、資格取得を仕事へ活かすイメージを具体化してもらう工夫もしました。このような研修を通して、合格率も年々向上し、「資格を取得することが当たり前」という空気が社員に浸透し始めましたが、それをさらに加速させるために、より充実した研修内容を今も検討しています。

大切なのは、研修が社員自らのアクションを起こす「きっかけ」になること。そして、研修での学びや気づきを社員が現場で実践し、それが周りにも伝播することで、組織全体をよりよい方向へ成長するよう導くことです。この成長を加速させる「社風」のようなものを根付かせていくことが私たちの目標ですが、そもそも社風とは、会社の指示ではなく、社員の自主的な行動で自然と育まれるもの。研修を通して、社員に「気づきの場」を提供し、社員一人ひとりの成長が全社的な社風=強みにつながるような雰囲気を醸成していけたらと思います。

私だから伝えられること。それは住宅営業で体感した厳しさと喜び。

資格取得の推進業務といった全社的な視野で研修にたずさわる一方で、社員一人ひとりの課題にフォーカスし、フォローするのも教育グループの役割です。特に私がメインで担当している入社2〜3年目の営業課社員は、仕事にも慣れてきて、各自の課題などが明確になってくる時期ですので、数人のグループごとに直接コミュニケーションを取るようなフォローアップ研修を行っています。

私にも6年間の住宅営業経験があります。営業時代は、良かった時も、苦労した時も、両方を経験してきました。だから、あまり結果が出ていない社員の気持ちもわかりますし、逆に結果が出ている時に注意すべきことも理解しています。教育グループへの異動は、「その経験を活かしなさい」という会社の思いだと捉え、研修では私が体感したエピソードもできる限り伝えるよう努めています。

特に若手営業課社員に伝えたいのが、一条工務店の住宅営業だからこそ感じられる喜びです。たとえば「全館床暖房」は、一条工務店が世界トップクラスの省エネ住宅だからこそ実現できる商品ですが、住宅営業時代、私がご契約前におすすめしても、「そのコストや効果は本当なの?」と半信半疑のお客様も多くいらっしゃいました。ところが、お引き渡し後の訪問時、私が担当したすべてのお客様から「全館床暖房を導入してよかった!」という声をいただけました。お客様と性能を一番に考えて進化してきた一条工務店の家だったからこそ、私はたくさんのお客様の笑顔に出会うことができ、営業成績が上がるより何倍も大きなやりがいを感じていたのです。2〜3年目の営業課社員はどうしてもお客様から住み心地や喜びの声を聞く機会が少なく、目の前の課題に悩むと、本来の住宅営業の喜びを見失いがちです。しかし、このようなエピソードを伝えることがきっかけとなって、その社員がモチベーションを取り戻し、これまで以上に力を発揮できるようになればと思っています。私でアシストできることがあるなら、全国どこへでも飛んでいきますよ。

自らのアクションで会社の仕組みも変えられる。このチャンスを成長につなげていきたい。

一条工務店の社員としてキャリアを歩む中で、一度は本社で勤務したいと考えていました。それは、違った視点で会社を捉えたいと思っていたからです。実際、住宅営業として現場にいた時は、その視野が営業所内や目の前のお客様に限られてしまいがちでしたが、本社勤務となってからは、自らの行動や言動が、全国各地の一条工務店の社員に大きく影響を与えることを実感しています。たとえばメールの文面一つを取っても一言一句にまで気を遣うようになりましたし、本社で多くの部署の社員とコミュニケーションを取ることで、会社の全体像や方向性を理解し、課題に対して自分のすべきことが明確になったように思います。今は教育グループとして、自らアクションを起こし、一条工務店の仕組みづくりに貢献できる機会があることがやりがいになっています。本当にありがたいチャンスを会社からもらったと思います。

資格取得をはじめ、伸び盛りの若手社員のポテンシャルを引き出す余地はまだまだあると考えています。今後も充実した研修体制を整えながら、社員の向上心に応えられる成長の場を提供したいと思います。また、教育グループの仕事で培ったスキルやマクロ的な視野は、将来的に部下の教育やマネジメントにも活かせるはずです。本社勤務を通して、私自身も大きく成長したいと思います。

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