仕事・社員を知る

社員インタビュー

図面に描き出すのは、お客様の夢のカタチ。 村上 誠悟 SEIGO MURAKAMI(平成11年入社 名古屋東部営業所 設計課)

お客様と打ち合わせを行いながら、その要望に基づいた図面を引くことで、お客様のイメージを具体化させるのが設計の仕事。いつもさわやかな笑顔でお客様と接している村上に、設計士としての仕事のやりがいを聞いてみた。

「さすがプロですね」、すべてはこの一言のために。

大学で建築学科を専攻していましたので、学生時代は好きな図面を引いていたんですが、お客様の要望を聞く、という単純にして難解な課題をクリアした上で図面を引く作業は、学生時代の「お勉強」とは、ひと味もふた味も違います。これが「プロとアマチュアの違い」なのだと、1年目に、違いに圧倒されました。
もちろん、ただ要望を聞くだけではありません。敷地の広さ、資金、法規、インテリア、外観、構造、施工性・・・と建築を構成する要素は様々。これらとお客様の要望を頭の中で照らし合わせながら、満足できるプランを提案する必要があるわけです。時には、お客様の要望とその他の要素とが相容れないこともあり、そんな場合は代案をおすすめすることもありますから、提案の仕方一つにしても、非常にデリケートです。ただ、お客様のレスポンスは明確ですよ。お客様の目の前でいい図面を描けた時は、「さすがプロですね」と褒められることも。やっぱりこの一言がやりがいになっていますね。

全体の流れを把握することで、より仕事がスピーディーに。

今でこそ複数の案件を同時に動かせるようになりましたが、最初はなかなかうまくいきませんでした。特に他部署との連携がうまく図れず、仕事を抱え込みすぎて、入社3年目に円形脱毛症を発症・・・。自分のキャパシティの限界を感じたことがありました。ただ、今になって思い返してみると、あきらかに無駄が多かった。必要のない部分にこだわったり・・・、その分、重要な点を見逃していて後からあわてて対応したり・・・と、モタモタ仕事をしていたんです。これ以来、効率的に仕事を進めることが私の明確な目標になり、やり方も具体的に変更しました。
打ち合わせの回数も、内容も、一から考え直し、一軒あたりの時間に必要な時間をあらかじめ決めた上でその場にのぞむ。お客様の要望のポイントを抽出し、図面に落とし込む。不要なものは図面化しない。これらを繰り返すことで、家づくりのプロセスの中で、設計の役割が何なのか明確になり、業務の効率化につながりました。もちろん、10円ハゲも自然と元に戻りましたよ。

「できません」とは決して言わない。難題にこそ、やりがいを感じる。

お客様の要望は本当に幅広い。私の想像を超えるケースがたびたびあります。印象に残っているのは「岩風呂をつくりたい」というお客様。しかも「露天風呂がよい」とのこと。さすがに悩みましたが、前例がないだけに、「やってやるか!」と逆にモチベーションアップにつながりました。
幸い、建築現場近くに温泉がありましたので、そこに通って、風呂の深さや岩の配置具合、浸かり心地などを研究。岩の配置一つにもこだわった風呂を完成させましたよ。要するに、僕たち設計は、決して「できません」とは言わないんです。お客様の要望は絶対。お客様の家づくりに対する気持ちだけは裏切りたくないですからね。プロとして、常に要望以上の提案を行いたいと思います。

一条だから、できること。

実際に住み始めた後、お客様に心から快適だと思っていただける住宅とは?この問いに真っ正面から向き合い、考え抜き、現実的なレベルで提供しているのが一条工務店です。「住宅」という商品は、住んでみないとわからない、という難しい買い物です。ですから私たち設計は、イメージとのギャップが生じないよう、説明したり、描いたりします。12年間設計をしてきて、そうしてイメージしてもらった住まい心地を、いつもはるかに越えることができるのが、一条のすごさじゃないかと思います。「一条ってスゴイ」というお客様の声が、日本中、いや世界中から聞こえるようにだってできるはずです。