ICHIJO RECRUIT

磯部 大樹

ICHIJO USA/セールス 2015年4月入社
留学先:カナダ

PROFILE
1年目より、山口県にて約6年間営業職を経験
その後、ICHIJO USAの初セールスとして赴任

留学を選んだ理由と、そこで得たものを教えてください。

もともと海外留学は全く考えていなかったんです。それが、高校の進学説明会で興味を持った、学生・教員の半数が外国籍という大学に入学したことで、いろんな言葉が聞こえてくる環境に刺激を受け、もっと英語が喋れるようになりたいと考えるようになりました。そこで、1年間大学を休学して、カナダのバンクーバーに留学をしました。
ホームステイ先では、滞在費を巡って2週間で大ゲンカになるという波乱のすべり出しで、結局は留学生仲間と共同生活することに。ルームメイトはブラジル人2人と韓国人でしたが、4人の中で自分が一番ルーズで、時間には遅れるし、「ものを置きっぱなしにするな」といつも怒られていました。「日本人は几帳面だと思っていたが、そうとも限らないんだな」とも言われましたね(笑)。
留学したからには形になるものを持ち帰ろうと、現地のマーケティングの資格を取りましたが、学業以外で成長につながったのは、とにかく新しい人と出会う経験を積んだこと。大学以外のイベントやパーティにも毎日のように顔を出し、人と打ち解けるコミュニケーション術を身につけました。

一条を選んだ理由はなんですか?

留学前から興味があったのは不動産業界でした。原点になっているのは、子どもの頃にお母さんを亡くした友人の話です。「お母さんががんで入院中、医者に止められても隠れて家に帰ってしまうのだ」という友人の話を聞いていて、「家って単に住むだけの場所じゃなく、思いのこもった場所なんだ」と感じ、その「家」に一生関わっていきたいと思ったのです。
できれば留学経験を活かし、早くから海外で働きたい、それには中小、ベンチャーだと考え、海外展開している地方の不動産企業を中心に就活をしたのですが、企業側から聞くのは「うちの会社ならこんなに稼げるぞ」というお金の話が中心で、違和感を覚えました。そんな中で思い出したのが、留学先で出会った、あるハウスメーカーに勤めていた方の話。その方から「ハウスメーカーにも海外勤務のチャンスはある」と聞いていたのを思い出して、大手ハウスメーカーをひとつずつ調べてみたんです。そこで初めて一条を知り、説明会に行ってみたら、「お金」とか「稼げる」という話はほとんどなくて、出てくるのは「お客様にとっていい家とは」「住みやすい、暮らしやすい家をつくるためには」という話ばかり。それが、「家というのは、思いのこもった場所なんだ」という自分の考えと重なったんですね。商談時の値引きが当たり前の業界で一切値引きせず圧倒的な商品力で提案できる、「嘘をつかない営業」という言葉も、とてもしっくりきました。

現在の仕事の内容について教えてください。

入社後しばらくは、山口の展示場で営業を担当。1年目は契約が一件もいただけず、同期と勉強会を開いて「なぜご契約がいただけないのか」を考えました。結論は「ただただ弱気だった」ということ。お客様が渋い表情をしたらすぐ引くのではなく、必ずその理由をお尋ねし、懸念を確認して、その上で再度おすすめすることがお客様のためになると意識し始めてからは大きく変わりました。もう一つ心がけたのは「主担当は自分だ」と言い切ること。何かトラブルがあっても、すぐに誰かに頼るのではなく、あくまで自分が前に立って対応することで、できることの幅も広がりました。
海外勤務については入社当時から希望していて、山口で頑張りながらも勤務先の希望調査表には「海外勤務希望」と書いていました。6年経験を積んだあとついにアメリカのオレゴンに赴任する機会をいただき、今はセールスとマーケティングを担当しています。上司からは「何でもやってみていい」と言われているので、展示場を撮影したプロモーション動画を提案するなど、思いついたことをどんどん実行しています。
展示場でお客様を案内していると、日本の細やかなものづくりが好きな方も多いのを感じます。キッチンの設備など、使う人のことをひとつひとつ考えて作られているのを見て「さすが日本のメーカー」ととても喜んでくださり、案内する自分もとてもうれしく思いました。
アメリカにいる間に成し遂げたいことは、「一条の家は『住む人のことを第一に、そこでの暮らしにどれだけ満足していただけるか』を思って作られている」というイメージを定着させることです。というのは、アメリカの住宅売買では、売り手、買い手の双方にエージェントがつく場合もあり、ともすればエージェントの利益優先でお客様の不利益になる場合もあるんです。そんな中で、自分たちはあくまでお客様に寄り添いたい。その姿勢は、日本で口コミで広がったのと同様、アメリカでもきっと受け入れられると思っています。
僕は入社時からずっと「海外に行きたい」と言ってきましたが、展示場の店長に「日本で契約が取れないようじゃ行けないよ」と言われてきました。たしかに入社すぐの自分がここに来ていたら、今のような気持ちでは働けていなかったと思います。6年の経験を経た今だから自信を持って伝えられる一条の魅力を、しっかり伝えていきたいと思っています。

1 DAY SCHEDULE

8:00
出勤

オフィスすぐそばの自宅から30秒で到着。メールチェック・事務処理。

9:00
マーケティング会議

不定期開催の会議に参加し、モデルハウスに移動。

10:00
モデルハウスオープンの準備

モデルハウスのチェック・掃除を済ませ、オープン。

11:00
セールス会議・接客

週1回のセールス会議のあと接客。現地のセールススタッフとの関係も良好。

12:00
分譲地内の現場視察・昼食

お客様に見ていただくため徒歩で近くの現場へ。その後昼食。

13:00
モデルハウスにて接客
14:00
SNS投稿用の動画編集

趣味でもある動画撮影・編集スキルをマーケティングに活かす。

16:00
メール、電話のやりとり

モデルハウス来場者へのお礼メールや、お客様へのご連絡はここで。

17:00
退勤

退勤後はビールを飲みに行くのが日課。

20:00
帰宅

1 WEEK SCHEDULE

Mon 土日来場のお客様全員へ、お礼を兼ねてコンタクト。地道にアプローチ!土日来場のお客様全員へ、お礼を兼ねてコンタクト。地道にアプローチ!
Tue 公休日。セールスはシフト制のため休日は変わります。家族もアメリカに来たので、子供を連れて公園に行くこともあります。
Wed 公休日。アメリカ版「宅建」を勉強に必死し、ついに合格しました!
Thu 週1回のセールス会議。マーケティングの仕事も。
Fri 職人さん達は土日が休みのため、仕事終わりに一緒に飲みに行くことも。
Sat 接客。1日に10組以上は来場。いろんな国のお客様と話せて楽しい。
Sun 接客。日本びいきのお客様との会話は、雑談も含め盛り上がります。

休日の過ごし方

パブでビール!

仕事終わりにパブでビールを飲んでコミュニケーション。留学時代も、よく飲みに行って盛り上がり、友達になったことがありました。打ち解けた会話ができるのがいいですね。

ゴルフ

休みの日は先輩たちとゴルフ!
壮大な景色の中、修行しています!
上手になって、日本で働いていたときの仲間ともまたゴルフしたいですね。