ICHIJO RECRUIT

水野 雄互

岐阜東部営業所/工事課 2019年4月入社
留学先:アメリカ

PROFILE
アメリカの大学を卒業。1年目より工事課として勤務。

留学を選んだ理由と、そこで得たものを教えて下さい。

高校時代はスケートボードに熱中し、当時の日本の競技環境に物足りなさを感じ、いつかは本場アメリカに行きたいと思っていました。留学という方法を選んだのは、将来どうなれるかまではわからなくても、実力で勝負する経験や、その中で身につけた生きた英語は必ずなにかの役に立つと考えからです。結局、まず進学準備のために語学学校に行き、そこでスケートボードのチームに入ったこともあって、そのまま現地の大学で学ぶことになりました。
学費は両親が出してくれたのですが、それ以外の費用は自分でなんとかするという約束で、当初はお金がなくて本当に苦労しました。みんなが地元に帰る夏休みにも、飛行機代がなくて自分だけ寮に残ったことも。おかげで精神的にも鍛えられ、苦しいことも苦しいと思わなくなりましたね。
一方でスケートボードでは、現地のアパレルショップがスポンサーについてくれて、活動費がまかなえるくらいにはなりました。現地の「スケーターズ・オブ・ザ・イヤー」投票で1位に選ばれ、アパレショップが出したDVDが話題となってフィリピンのマガジンに取り上げられたのもいい思い出です。

一条を選んだ理由はなんですか?

大学卒業後もアメリカで暮らしたい気持ちはありましたが、それでも日本で就職活動をしたのは、日本で就職活動を経験することで世界を広げたいと考えたのと、将来社会人としてしっかりやっていくために、日本のビジネス環境に身を置きたいと考えたからです。学生時代を過ごしたアメリカは気楽でしたが、ずっとそこにいたら決して身につけられないこともありますからね。
一条のことを知ったのは、留学生向けの就職イベントの場。“ICHIJO USA”という社名に「なにそれカッコいい!」と目がいったんです(笑)。大学の専攻はアートだったし、モノづくりは好きなので、ハウスメーカーという業種には興味を惹かれました。
実は商社にも内定をもらっていて、迷いはありました。でも、なんとなく仕事の内容が見えてしまっていたことや、社内の雰囲気もいかにも仕事中心の人間関係という感じが引っかかったんです。一方で一条の留学生採用は、企業規模は大きいのに挑戦的な社風でどこかベンチャー企業的な雰囲気がありました。将来海外でも働ける若手を積極的に採用しようとする姿勢も感じられたのが魅力でした。実際に働いている人も、それぞれ個性を発揮しながら働いているように見え、ここなら自分にも面白い仕事ができそうだと感じたのです。仕事仲間とも、仕事だけの関係でなく、個人としてより深い人間関係を築けそうなところにも好感が持てました。

現在の仕事の内容について教えてください。

入社後は工事課に配属され、以来、工事監督として仕事をしています。主な役割は、建築がスムーズに進むよう、資材の配送手配や工程の調整などを行うことです。正直、こういう仕事は経験を積んだ人がやる仕事だと思っていて、まさか自分が担当するとは思っていませんでした。多少の戸惑いはありましたが、「何が自分の『やりたい仕事』なのかは、やってみなきゃわからない」というのが僕の考え方。実際にやってみたらとても面白く、今は充実しています。
まず、現場に届く資材の一つひとつを見ているだけでも面白いんです。窓一つとっても「こういうふうになっているのか」と勉強になり、「家とは何か」「一条の家とはどういうものか」がとてもよくわかるのを日々実感しています。また、多くの職人さんとの人間関係が生まれるのがいいんですね。先日、趣味のオートバイのガレージ用に海上コンテナを買ったのですが、このときはクレーンの業者さんが相談に乗ってくれました。
職人さんはもちろん、お客様とも話す機会は多く、さまざまな人と接する分、コミュニケーションには工夫が必要で、相手のキャラクターに合わせて話し方を変えるよう工夫しています。口下手だった自分が、今は2、3回話すと「この人とはどう話すべきか」が何となくわかるのは、海外で大学の友人からスケートボード仲間まで、いろいろな人と接してきたおかげだと思います。また、今こうして積んでいる経験が、いずれ海外勤務のチャンスをいただいたときに生きてくると思っています。
今の仕事は自分にはとても楽しいですが、一条には、セールスの仕事もありますし、ハウスメーカーでは珍しい資材の買付という仕事もあります。それも、一条が部材の開発製造から販売まで手掛けている会社だからこそ。いろいろな職種があるので、「いろんなことにチャレンジしたい」という人にとっても魅力的な会社だと思います。
いつかはアメリカで施工管理の仕事をしたいですね。一度、研修でアメリカの建設現場を見学したのですが、日本と違って、品質・安全管理への意識がそれほど高くないことに驚きました。いつかアメリカの施工プロセスに、一条のしっかりした安全管理を持ち込みたい。それを自分ができるようになるためにも、今は日本でしっかり経験を積みたいと思います。

1 DAY SCHEDULE

8:30
出勤

出発前に1日のスケジュールを確認し、直接現場に向かう。

9:00
1件目の現場に到着

施工確認、検査を実施。

11:00
2件目の現場に到着

進捗確認などを行う。

12:00
昼食休憩
13:00
お客様宅へ訪問

アフターメンテナンスのためお話をうかがう。

15:00
現場を巡回

お客様宅からの帰り道に、担当現場の様子を確認。

16:00
自宅にてテレワーク

検査内容の確認や報告書の作成に着手

17:00
夕礼

今は会議も夕礼もオンライン。リモート夕礼で1日の報告をして、業務終了(17:30)。

18:00
スケートパークへ

スケートボードは趣味として継続中。最近は日本でもボードができる環境が整ってきたのがうれしい。

20:00
帰宅

1 WEEK SCHEDULE

Mon 公休日。友達とガレージでバイクいじり。
Tue 上棟日。いよいよ建築スタート。朝から現場で立会い。
Wed 現場巡回中心に業務。
Thu 週1回のミーティング。
Fri アフターメンテナンスでお客様宅へ。
Sat お客様に進捗連絡。
Sun 公休日。スケートパークでスケートボードの腕を磨く。

休日の過ごし方

スケードボード

大学時代はプロスケーターとしても活動してましたが、今は趣味で休日にやる程度。競技としても認められてきたのは嬉しいですね。

オートバイ

バイクいじりやツーリングも趣味。友人と組んだチームのオリジナルTシャツは、大学時代に学んだグラフィックデザインのスキルを活かして自分でデザインしました。