もともと人を喜ばせたり、サプライズの計画を練ったりするのが好きな性格で、大学卒業後はブライダル会社に就職し、プランナーとして働いていました。約7年勤める中で300組近い新郎新婦の門出をお手伝いできましたが、激務がつづき、30歳を前にして疲れを感じるようにもなってきました。
そこではじめた転職活動。数ある業界の中でハウスメーカーを選んだのは、家を建てるというイベントが、結婚式と同じように人生でほぼ一回きりの体験だからです。人生の大きな節目に関われるのは、やはり大きなやりがいになります。
一条工務店に決めたのには、自営業をしていた父の教えが影響しました。それは「ものを売るんじゃなくて、自分を売りなさい。もの売りは、人を売れ」というもの。私の座右の銘にもなっているこの言葉は前職時代も、転職活動中も、私の判断基準になりました。
面接をしていただいた会社の中で、一条工務店の人たちが一番おもしろくて、人間味がある。当時、一条工務店のことをまったく知りませんでしたが、この人たちと働きたいとすぐに思いました。