ABOUT FLOWキャリアステップ

指導員より

研修施設で技術を教える2人の指導員に、
指導する上での心がまえや、新たに大工として入社する方に
期待することを聞きました。

失敗は気にしなくても大丈夫。
どんどん失敗して学んでいきましょう。

深津 康
大工歴40年以上、10年前から指導員に。
計500名以上の後進育成に携わってきた。

一条工務店の家は断熱性・気密性に優れており、お客様が快適に過ごせる性能を持っています。その価値を十分に感じていただくには、私たち大工がいかに“きれいに”仕上げるかがポイントです。また、良い家を建てるためには安全に対する意識も重要で、私は特に現場の整理整頓を重視しています。足元が散らかっていると事故につながる恐れもあるので、作業中から現場をきれいにすることを心がけてほしいと思います。
指導する上で大切にしているのは「1人ひとりに目標を持たせる」ということです。将来、一人前の大工になってお客様に喜んでもらっている姿を想像し、それを叶えるために必要な目標を持つことでやる気も高まると思います。
最初は誰でも失敗するので、失敗は気にしなくて大丈夫。むしろ失敗から学ぶことの方が大切です。「一人前の大工になりたい」という強い気持ちがあれば、必ず伸びると信じています。

わかるまで付きっきりで教えます。
一緒に頑張りましょう。

羽賀 彰
プロパー大工出身、大工歴10年。
新入社員の指導員に任命された第1期生。

大工は、お客様の「夢」を作る仕事です。完成したときの達成感と、お客様の笑顔を見たときの喜びは何にも代えられません。しかし、その喜びを味わうためには、技術だけでなく社会人としての意識がとても大切です。
研修期間は5人1組で作業しますが、現場に配属されて親方のもとに付くと1人になります。そこでしっかりと腕を磨くためには仕事への取り組み姿勢やマナーを身に付けておく必要があります。私が指導する上で一番大切にしている部分です。その次に大切なのが、そうじや整理整頓、段取りの立て方など。そして最後に技術です。親方に付いたときに迷惑をかけないよう、わかるまで付きっきりで何度でも教えるようにしています。
実は私も、一条工務店の社員大工育成制度の第1期生。後輩の気持ちが分かるからこそ、1年目のこの時に伝えたいことがたくさんあります。がんばっている後輩を見るとこちらもやる気になります。
研修では決して「わからない」という状態のまま終わらせないよう根気よく指導しますので、一緒にがんばりましょう。