ブレない姿勢を貫けるのは、
目指したいものが明確にあるから。

工事監督
2018年入社

加藤 毅廣TAKEHIRO KATO

加藤 毅廣
工事
ライブ
理念
接客業
環境改善
最年少係長

「お客様の期待に応えていきたい」「事務所のメンバー全員が楽しく成長できる環境をつくりたい」「キャリアップしたい」「趣味を楽しむ時間をちゃんと持ちたい」。仕事においてもプライベートにおいても、さまざまな「やりたいこと」「目指したいもの」を持つ加藤。話を聞くと、彼なりの目標達成への向き合い方が見えてきました。

大切にしていることお客様に満足いただける仕事をする。
その姿勢は、絶対に貫く。

バスケットボールやファッション、旅行に漫画―。アクティブで趣味の多い加藤ですが、なかでも大の音楽好きで最低でも月に1回はライブや野外フェスに足を運ぶとか。
「初めてライブに行ったのは高校3年生の時です。最初はライブハウスの薄暗い雰囲気や、いろんな髪色の人にビビっていたんですが、いざステージが始まると間近で見るパフォーマンスに心底感動したんです。その日を境に、バイトしてお金を貯めてはライブに行くサイクルが始まりました」。
10代の頃からライブハウスに通い詰めてきた加藤は、数あるバンドの中でもある日本人のスリーピースロックバンドが特に好きだと言います。
「そのバンドの楽曲はもちろんですが、ライブに臨む姿勢が好きなんですよ。多くのバンドは、ライブでオーディエンスを煽って盛り上げたりするのですが、自分はコールアンドレスポンスやMCがちょっと苦手で。野外フェスだと特に求められると思うんですけどね。でも、彼らは音楽を純粋に愉しみたい人の気持ちを大事にしていて、フェスはもちろん2時間ほどのワンマンライブでもほぼMCをしない。その分、曲や歌詞で語り掛けるんです。オーディエンスに迎合せず、どのステージでもバンドのスタンスを貫くのはすごい魅力ですね」。
加藤はそのバンドと同じように、ブレない姿勢を一条工務店にも感じているそうです。
「『お客様よりお客様の家づくりに熱心であろう』という企業理念には学生の頃から惹かれていました。理念って、言うだけならどの企業でも言えると思うんです。でも、一条は販売棟数業界No.1という結果を出していたので、妥協せずいい家を提供しているんだなと入社前は感じていましたね。入社後は理念を実感する日々です。たとえば、地震や水害が発生した時には社員がすぐに現場に駆けつけますし、全国から工事課の社員が応援で駆けつける時もあります。会社の行動は本当に迅速で、いつもそのスピード感に驚かされますし、同時にお客様を想う姿勢も強烈に感じますね。そんな一条で働く自分自身も、妥協せずお客様に満足していただける仕事をする。その姿勢は、絶対曲げずにいこうと思います」。

お客様に満足いただける仕事をする。その姿勢は、絶対に貫く。

きっかけ「任せてください」としっかり声に出す。
お客様の不安を和らげることも工事監督の仕事。

お客様を想い、仕事に励んできた加藤は、入社5年目にしてついにお客様満足度アンケートで愛知県1位を獲得。ただ、ここに至るまでは試行錯誤を重ねたようです。
「1年目は、お客様にとって有益な情報や自分が持つ知識をとにかく伝えることが正しいと思っていました。今振り返ると、会話のキャッチボールができていませんでしたね。また、お客様は営業さんと契約するので、自分は一歩引いて説明は営業さんに任せた方がいいと思っていた時期もありました。当たり前ですが、私に対するお客様の満足度は低かったです」。
多くの失敗を経験した加藤が1位を獲得できた理由。それは工事監督という立場での、お客様への向き合い方を変えたことでした。
「工事監督の仕事はお引渡しというゴールまで期待値が下がらないよう、求められているものを確実につくることが第一だと思っています。でも、それだけではありません。工事監督は、接客業でもあるんですよ。大半のお客様にとって家を建てるのは初めての経験なので、不安は大きくて当たり前。工事監督は現場や図面を把握しながらお客様と近い位置で話せるので、不安要素を少しでも解消する役割も担っていると思っています。定期的に工事の進行などをご連絡しますし、最近では『工事に関しては僕に任せてください』としっかり声に出して伝えるようにしていますね。以前から心の中では思っていましたが、今は面と向かって言うようにしているんです。仕事の質が以前と変わったわけではありませんが、『任せてください』と言うことで自分自身も気が引き締まりますし、お客様の本音に近づけるんですよ」。
実際に言葉に出すことで、お客様のどんな本音を聞くことができるのでしょうか。
「たとえば、今では家づくりに関してネットで調べられるお客様はたくさんいらっしゃいます。調べるなかで、ネガティブな記事を目にされることもあります。お客様がモヤモヤを抱えないよう『何でも聞いてください』と事前にお伝えしておくことで『加藤さん、実際どうなんですか?』と不安や心配を口にしてもらえるようになりました。お客様の本音が聞けると、一つひとつ解消できますし安心していただくことができます。今後もこのスタンスを継続して『加藤さんが担当だと本当に安心です』とお客様から信用してもらえるように頑張り、1位を維持していきたいと思っています」。

これからのこと現場だけでなく職場にも気を配り、
最短で係長昇格へ。

現場だけでなく職場にも気を配り最短で係長昇格へ。

お客様の家づくりに熱心に向き合っている加藤に、今後の目標を聞いてみました。
「最短で係長に昇格したいと思っています。昇格するにはさまざまな必須条件があって、現場実績や資格の取得、それに事務所のメンバーとの関係性や業務方針など数字には現れない部分も評価されます。実力主義で、100人中、係長になれるのは10人に1人程度の狭き門ですが、少しでも早く昇格できるように頑張っています」。
最短で係長昇格。その目標を実現するため加藤が取り組んでいることとは。
「率先して次世代改善会議プロジェクトのリーダーを務めていることです。このプロジェクトは各エリアで現場経験を積んだ20代の工事監督がエリアリーダーとして一堂に会するもの。お客様や職人さんの声を間近で聞いている工事監督の目線で、業務改善や製品改良など、働きやすい環境づくりのための意見交換をして、改善案を本社に提案します。私がこのプロジェクトに参加してリーダーを務めている理由は、いつも一緒に働いているメンバーが本当に好きだからです。同期も後輩も本当に好きだからみんなが楽しく、イキイキと、長く働ける職場を叶えていきたい。そして数年後、自分が工事長になった時、後輩が近いポジションにいて一緒に仕事をする。そんな未来を思い描いています」。
加藤たちの提案から、建築業界としては革新的な働き方が実現した例を話してくれました。
「現場にWEBカメラを導入して、遠隔で管理できるようになったんです。これまでは現場に工事監督が立ち会うのが当たり前だったのですが、事務所から現場まで100km以上ある地域もあるんですよ。WEBカメラを導入すれば、適切なタイミングで効率的な検査方法を考えることができ、使い方を工夫することで品質向上にもつながります。また、すぐ現場状況を確認できるので、職人さんの質問にもスピーディーに応えることができます。それだけでなく、移動コストの大幅削減や、より効率的に時間を活用することで働き方改革にもつながると考え、本社に提案したんです。1年間、お客様の満足度と施工品質を維持しながら実現可能か各エリアでトライアルをして問題点をあぶり出し、全国展開する運びになりましたね。私は事務所のメンバーがやりがいを持って長く働ける環境をつくっていきたいので、これからも先陣を切って取り組んでいきたいと思っています」。
自分発信で環境を改善できるだけでなく、若くして大きな役割を任せてくれるのも、一条ならではの特徴だと加藤は続けます。
「一条には次世代改善会議プロジェクト以外にも、入社3年目の社員がリーダーを務める新人育成プロジェクトなどがあり、若いうちからリーダーとして活躍できる仕組みがあるんですよ。管理職になってからではなく、若いうちから人を束ね、動かす経験をすることで、人間的に大きく成長できますしね。頑張ったら頑張った分だけ評価してもらえるのも一条のいいところなので、最短での係長昇格も、決して無謀な目標ではないと思っています」。
家づくりへの姿勢。職場環境改善への姿勢。目標への姿勢。加藤はこれからもきっと、自身の中にブレない芯を持って歩んでいくのでしょう。

About me...

高校3年生の時に初めてライブに行き、魅了されました。今でも毎月ライブ会場に足を運んでいます。音楽フェスでは、仲のいい仲間と音楽や時間を共有できることも楽しみの一つです。

展示場のメンバーとバーベキューに出かけたときの1枚です。休日に遊びにでかけたり、仕事終わりにご飯を食べに行くことが多いです。メリハリつけて楽しく日々を過ごせているのは一緒に働く同僚のおかげです。

同僚の結婚式での1枚です。このメンバーと長く一緒に働きたいと思っています。そのために働きやすい職場環境を作り、自身の仕事のやり方も日々アップデートしています。ちなみにこの時余興もやりましたが、はしゃぎすぎてお見せできません!

ひとこと

私自身、仕事もプライベートも両方充実させていきたいと思っています。プライベートあっての仕事だと考えていますし、仕事ではやりがいを持って楽しく働き結果を残していきたい。自分たちが働きやすいように職場環境や業務の改善提案をし、会社を動かせるのは工事課だからこそですので、プライベートと仕事がもっと充実するよう一緒に頑張っていきましょう。

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