幼少期から一貫して
ブレないものづくりへの想い。
家を建てる喜びは、想像以上だった。

工事監督
2021年入社

向山 隼輝TOSHIKI MUKOUYAMA

向山 隼輝
工事監督
学園祭
コミュニケーション
性能
心地いい空間

幼少の頃からものづくりの現場で働くことを夢見ていた向山。その原体験や、今の仕事にも活きている学生時代に培った経験、そして夢を叶えた今の想いを聞きました。

原点おもちゃから始まった
家づくりの夢は現実のものへ。

中学生の頃には「将来の夢は工事監督」と公言していた向山。その理由を聞くと、幼少期の思い出まで遡りました。
「小さい頃からとにかくおもちゃのブロックを組み立てるのが好きだったんです。どれくらい好きだったかと言うと、小学2年生の時にお菓子を買うのを我慢してお小遣いをコツコツ貯め、12,600円の中世のお城BOXを買うくらい(笑)。お城もそうですが、恐竜やロボットなど大きくて迫力のあるものをよくつくっていた記憶がありますね。きっと、本能的にスケール感のあるものを一からつくるのが好きだったんだと思います。だから、建築途中の家を見るのも好きでしたし、最初は大工さんに憧れていたんですよ。中学生の頃には工事監督の大まかな仕事内容がわかっていたので『工事監督になる!』と決めていましたね」。
家づくりの現場の最前線で活躍したいと思うようになった向山は進学先で建築について学び、そして一条工務店と出会います。
「就活時にはいろいろな住宅メーカーを検討しました。一条に惹かれた理由は、家の性能が圧倒的に高く、質にこだわりを持っていたからです。大手の中で成長率がNo.1だったことも魅力的でしたね。何より、社員の皆さんが自社商品に誇りを持って働いていることが一番の決め手になりました」。
こうして、幼い頃の「好き」を仕事にした向山。現在は工事監督としてあの日目指していた場所に立ち、ブロックでつくったお城の何百倍もある本物の家を建てているのです。

おもちゃから始まった家づくりの夢は現実のものへ。

大切にしていることものづくりの出発点は、
1対1のコミュニケーションから。

工事監督はお客様や営業、設計士、職人さんなど実に多くの人と関わるため、家づくりをスムーズに進めるためにはコミュニケーションや人間関係の構築が欠かせません。その点において、向山は学生時代の経験が活きていると言います。
「学園祭実行委員会がいくつかある中で、僕は約160人が所属する委員会の委員長でした。通っていた大学は、学園祭の運営から企画など全て学生が行うんです。僕が委員長を務めていたところはメインステージでのライブやタレントさんの講演会、後夜祭などの企画運営を担っていました。160人もいると意見の相違で衝突したり、足並みが揃わなかったり…。苦労はいろいろありましたが、どうすればみんな一丸となれるか考えるのが一番大変でしたね。ただ、学園祭を成功させるためには人間関係が大切だと思っていたので、160人のメンバーほぼ全員とご飯に行ったり、遊びに行って委員の仕事とは関係のないところで信頼関係を構築できるよう努めました。僕が1、2年生の頃は委員長っていうとすごく上に感じて話しかけづらい存在だったので、学年の壁を無くそうと思ったんです。結果として一人ひとりの個性や考えていることを知れて良かったですし、喜びも苦しみも分かち合えたと思いますね」。
1対1のコミュニケーションをベースに関係を築いていった向山ですが、当初はトップダウン型のリーダーになろうと思ったようです。
「最初は、どうするのが正解かわからなくて、歴代の委員長のように『俺についてこい』みたいな感じでやってみました。でも、自分らしくなかったし、これってみんな付いてきてくれるのかな、と思っちゃって。先輩後輩関係なくフラットな状態で目標に向かっていける団体のほうが、全員がポジティブに頑張れると思ったんですよ。何回ご飯に行ったか分かりませんが(笑)、その甲斐もあって一丸となれましたし、4日間の学園祭で来場者が11万人を超えて大成功を収めることができました」。
委員長というポジションで培った人間関係の築き方は、仕事の現場でも役立っていると向山は続けます。
「職人さんとの関係づくりも、委員長だった頃と同じスタンスでしています。工事監督という管理する立場だからといって上からものを言っても、職人さんは気持ちよく働いてくれません。だから都度、職人さん一人ひとりと相談したり意見を聞いたりしながら工事を進めていきます。住宅の建築は、多くの人が関わりながら進めていくので、1対1でのコミュニケーションがとても重要だと思います」。
幼少期や学生時代の経験、そのすべてが仕事に結実しているので、一条の工事監督は向山にとって本当に天職なのでしょう。

ものづくりの出発点は、1対1のコミュニケーションから。

これからのこと性能を追求する一条の一員として、
心地いい空間を提供し続けたい。

「家を建てる喜び」を日々感じている向山ですが、一条に入社して工事監督として働くことで「家に暮らす喜び」も知ったと言います。
「何カ月もかけて建てた家をお客様にお引き渡しする時に喜んでもらえるのは、もちろん嬉しいです。ただ、それ以上に嬉しいのがアフターメンテナンスでお宅に伺い、実際の住み心地を聞ける瞬間ですね。2年目になって、ようやく自分が建築中に施工管理を担当した家へメンテナンスに伺う機会があって。その時に『毎日すごく快適で、一条で家を建てて本当によかったよ』という言葉をいただきました」。
お客様の言葉は、性能を大事にしている一条の家で暮らすからこその言葉だと向山は続けます。
「この前は、妊娠されている奥様に『花粉アレルギーを持ってるんだけど、一条の家に住み始めてから症状が軽くなって!これから子どもも生まれるし、安心して暮らせます』と満面の笑みで言っていただけて。本当に嬉しかったですし、一条の家は気密性がよく、加えてオリジナルの全館換気システムがあるので、改めて性能や家の質の高さを実感しました。一条の家では性能が抜群の心地よさにつながるんですよ。床暖房の暖かさだったり、健康的に過ごせる気密性や空気環境だったり。『雪が降っているのに、家の中はどこでも暖かくて快適です』『屋外だと花粉でくしゃみが止まらないのに、家に入ったら止まるんです』という言葉を聞けると、家というモノだけではなく目に見えない心地よさを提供できているんだなって実感します。これからも、一条だからこそ提供できる『心地よい空間』を届けていきたいですね」。
笑顔が満ちる暮らしを叶える家。きっと幼い頃に夢見ていた以上に素敵な家を、向山は今日も手掛けているはずです。

About me...

家や建物をつくる仕事をしたいと思った原点のブロック。写真は4歳頃のものです。物心つくころから大好きで、よく何かつくって遊んでいたそうです。

総勢160人のメンバーをまとめていく学園祭実行委員の活動は、僕の中でも大きな経験でした。それにしても、この写真のほとんどとご飯に行ったと思うと、我ながら良くやったなと思います(笑)

一条は、「遊ぶ時は思い切り遊ぶ」という人が多く、一緒にスノボに行くことも。仕事とは違う面をお互いに見せることで、距離も縮まります。互いにわかり合うために、仕事以外の場所でも共に過ごすスタイルは、今も変わらないですね。

ひとこと

僕の持論ですが、人とのコミュニケーションは自分の想いをストレートに伝えることが大事だと思っています。それは実は就職活動の面接でも同じなんですよね。面接も目の前にいる面接官とのコミュニケーションに他なりません。「こんな凄いことをしました!」と肩ひじ張ってアピールするのではなく、目の前の人と対話するという意識をもって挑めば、きっと自分の本質が伝わり、良い結果につながると思いますよ。

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