“万が一”にも
負けない強さを
人が生きていく中で経験する、予期せぬ災害。中でも大地震や、近年特に被害が増えている台風、豪雨に対しては備えと対策が欠かせません。一条は今まで経験してきたことを振り返り、さまざまな災害を想定した対策を日々研究開発しています。
自然災害に対しては、どんなに備えても備えすぎることはない、私たちはそう考えています。万が一の事態に見舞われた時、この家は住む人を守れるか。災害のその先も、変わらない暮らしを提供できるか。ハウスメーカーの使命として常に問い続け、 災害に強い家づくりのために努力と工夫を重ねています。
「本当の耐震性」を追求するために。
地震に強い住まいの開発をめざし、約35年前に業界に先駆けて実大実験を開始した一条。机上の計算だけではわからない事実や弱点を発見して克服するため、あらゆる特性の地震波を想定して、実際の揺れに耐えるための検証を行っています。
35年以上
実大実験を続ける
地震対策は、あらゆる方向と角度から。
一条の住まいは、国の定める耐震性の最高等級「耐震等級3」を超える自社基準を設定して研究開発を行っています。さらに、建物を下から支える地盤の重要性にも早くから着目。社内に地盤調査研究所を設立し、地盤の強度に合った基礎を選定しています。また国家的な防災プロジェクトとして作られた世界最大の実大三次元震動破壊実験施設「E-ディフェンス」で、数多くの実大実験を行っています。それらの成果のひとつとして免震住宅の受注実績で高いシェアを占めています。
注目される耐水害性能にも取り組んでいます。
これまで住宅業界では開発が進んでいなかった住まいの水害対策にも、一条はいち早く目を向け、耐水害住宅の実用化に取り組んできました。2019年10月に、約3,000トンもの水を使って豪雨・洪水被害を再現した実大実験を行い、耐水害住宅が浸水に強いことを証明。2020年9月、世界初※「耐水害住宅」を発売しました。新たな自然の脅威に備えるために、常に研究開発を続けています。
※自社調べ(2020年8月)