やれることは全部やる。とにかく行動を起こす。仕事でもプライベートでも、後悔はしたくない。

住宅営業
2018年入社

市山 真理菜MARINA ICHIYAMA

市山 真理菜
営業
同期ランキング1位
学園祭
行動力
若手

営業2年目で、自分でも驚くほどの成績を上げた市山。その秘訣を聞き進めると、自信たっぷりの笑顔からは想像もつかない、自身が抱えていたコンプレックスと戦ってきた過去、それを乗り越えた強さが見えました。

大切にしているもの先輩の話し方、所作。取り込めるものは、すべて取り込む。それが、営業成績につながった。

営業として活躍する市山は、入社2年目で7組のご契約をいただき、同期の中で1位になりました。どんな秘訣があったのでしょうか。
「実は最初は、なかなかうまくいかなかったんです。お客様との商談の場で、熱意だけが空回りしている感覚でした。私が一条工務店に就職を決めたのは、説明会で一条のつくる家にとことん惚れたからなのですが、商談では、『この想いを伝えたい!』という勢いだけでお話していたんだと思います。うまくいかないのは、ご説明が一方的になっているからではないか、と考えました。それからは、まずはお客様のお話を聞くことに徹し、知りたいこと、気になっていることからお話しするようにしました。そうして最終的に『なるほど、理想の家を建てるなら一条工務店がいいね』と思ってもらえるように商談を組み立てました。それ以降、感触がよくなり、次のアポイントを確実にいただけるようになりました」。
商談アプローチを変えたことで結果が出始めた市山ですが、それだけで同期の中で1位になれるほど、簡単ではありません。他にはどんな試行錯誤があったのでしょう。
「できることは全部やろうと思いました。たとえば、自分が商談している様子を振り返って、話し方や聞き方の改善点を見つけていき、身振り手振りまで意識するようにしました。さらに、同じ展示場に女性の先輩営業がいるのですが、この先輩のアプローチは、要点がキレイにまとめられていて、誰が聞いても分かりやすいんです。だから、話し方からエピソード、相槌の仕方、所作や振る舞いなどを徹底的に真似て、先輩になりきって商談するようにしてみました。先輩のコピーがしたかったわけではありませんが、学ぶということは真似ることから始まります。自分に取り込めるものは、何でも取り込もう。そのスタンスでお客様に向き合い続けました」。
市山の言葉から見えた好業績の背景にあったもの。それは「やれることは、すべてやってみよう」とチャレンジする気持ち、そしてそれを地道に行動に移し、自分のものにしていく粘り強さでした。

先輩の話し方、所作。取り込めるものは、すべて取り込む。それが、営業成績につながった。

原点後悔しないために、行動を起こす。
その大切さを強烈に認識した、学園祭での経験。

「やれることは、すべてやってみよう」。市山がその価値観を持つようになったターニングポイントは、大学時代の経験にありました。
「大学3年の冬です。それまでは、なんとなく学生生活を送っていたんですが、ふと、『学生時代にもっとこうしておけばよかった』と社会人になってから後悔したくないと思い、ラスト1年の学生生活の軸を『やれることは、すべてやってみる!』に据え、未来の自分が後悔しないように行動するようになりました。そんな時、学園祭のあるイベントへの参加を勧められたんです」。
大勢の観客を前にパフォーマンスするイベントへの挑戦。参加できるのは限られた人たちだけです。周囲からの注目も浴びる、華やかなステージ…。市山はためらいました。
「実は高校の頃から容姿にコンプレックスがあって、大勢の前に立つなんて、とても無理…と思いました。でも、声を掛けてもらったことは純粋に嬉しかったし、『これをきっかけに、何かが変わるかもしれない』と思ったんです。その時ですね、『やれることは、すべてやってみよう。やらずに後悔するよりも、やって後悔しよう!』という気持ちが強くなったのは」。
市山は、思い切ってイベントへの参加を決意し、ステージに立ちました。それは、想像以上のプレッシャーに向き合った期間だったそうです。
「足がガクガク震えて、思っていた以上に緊張しましたが、挑戦して、高校の頃から感じていたコンプレックスも克服できた気がします。自分のことが好きになれたし、自ら決めて行動を起こしたことで、どんなことでも頑張っていけると感じました。私がずっと苦しんできたのを間近で見てきた親が喜んでくれたのも嬉しかったです。人生は一度きり。何事もチャレンジすれば、すべて自分の経験になる。この時以来、これが自分の生き方、信条になっています」。

これからの目標「やりたい」気持ちに正直になると、
きっとプライベートも仕事も充実する。

学園祭での経験から、「やれることは、全部やってみる!」と決めた市山は、その後ますます行動量が増えていきます。
「ダンスサークルに所属していたのですが、踊るだけではなく振り付けや演出なども手掛けるようになりました。後輩に指導したのは、本当にいい経験になりました。海外旅行も好きで、いろいろな国へ行きました。パックツアーを使わずに滞在日数やスケジュール、宿泊先なども自分で決めて、自分で予約して。行く先々での人との出会い、食事、雑貨屋さん巡りなどを楽しみました。他にもアルバイトや資格勉強など、いろいろなことをやりましたね。社会人になってからもそれは変わらず、休暇を利用していろいろなところに行ったり、チャレンジしたりしています。充実した休暇を過ごしたいから仕事をがんばる。がんばるから休暇が楽しい。いい循環になっていると思います」。

先輩の話し方、所作。取り込めるものは、すべて取り込む。それが、営業成績につながった。

行動することでオンオフともに充実した時間を過ごしている市山ですが、今後どのようなキャリアビジョンを描いているのでしょう。
「1つは年に7組以上のご契約を今後も続けていくこと。お客様に『一条の営業さん』ではなく、『市山さん』と名前を覚えてもらえるような、深いおつき合いのできるお客様を増やしたいです。もう1つは結婚してもずっと仕事を続けていくこと。一条には、『アシスタント職』という制度があります。妊娠・出産の前後はどうしても仕事に制限が出てきてしまう場合が多く、お客様を直接担当しているとご迷惑をかけてしまうかもしれません。そこで、妊娠中や子供が小さいうちは、書類・見積作成や後輩指導など、これまでの営業経験を活かして他の営業社員をサポートすることで会社に貢献できるんです。営業の仕事から完全に離れることなく働き方を調整できるので、この制度を使えば、いずれ営業職として復帰する時にスムーズに戻れそうだなと思っています。あとはマイホーム建築かな。もちろん、一条の家です!(笑)」。
「やれることは、すべてやってみよう」という市山は、今後、さまざまなチャレンジをしていくことでしょう。一つひとつの経験を糧に、さらに大きなステージで、活躍していくはずです。

About me...

ステージに立つプレッシャーとコンプレックスからくる緊張感で足ガクガクでした(笑)この時に頑張った経験が、自信になっています。

大学時代のバリ旅行のときの1枚です。現地でフラッと立ち寄った雑貨屋さんなどで買い求めた箸置きが可愛くて、それ以来、コレクションしてます。

同期と一緒にパチリ。ご契約数で「勝った!負けた!」と競り合うライバルですが、お互いのアプローチ方法を共有し合ったり、こうして楽しく過ごしたり、切磋琢磨できる素敵な仲間です。

ひとこと

人生で仕事に割く時間はとても長いと思います。だからこそ、本当に自分がやりたいことを優先してほしいです。就職活動を人生の一大イベントと捉えて、「この仕事をやりたい」「この人と一緒に働きたい」と思える会社を見つけて悔いなく選んでほしと思います。

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