必ず得るものがあるから、
困難にも真っ直ぐ向き合う。

住宅営業
2020年入社

松岡 直弥NAOYA MATSUOKA

松岡 直弥
営業
塾講師
人間関係
人のため
チャレンジ
成長

誰かの笑顔のためなら、苦労は厭わない。人のために行動することにやりがいや喜びを感じ、それがたとえ困難な道のりだとしても積極的にチャレンジしていく松岡。仕事や学生時代のアルバイトでも、その姿勢は一貫していました。

大切にしていること何かを成し遂げるためには、
人間関係がすべての土台。

「学生時代に、塾講師のアルバイトをしていました。自分としては『人に勉強を教えるのは簡単ではない』と考えていたので、チャレンジしてみたかったんです」。
いざ講師を始めた松岡ですが、やはり最初は思い通りにいかなかったようです。
「20人の生徒を受け持っていましたが、みんな勉強より友達と話したり遊んだりする方が好きな生徒たちで。だから、宿題を全然やってきてくれないんですよ(笑)。『勉強しなよ』って言っても『ふ〜ん』みたいな。そんな状態だったので、まずは自分の話を聞いてくれる関係性を作ることを優先しました」。
松岡は具体的にどのような行動を取ったのでしょうか。
「たとえば授業中でも生徒に話を振ったり、ちょっとした雑談で授業を盛り上げたり『松岡先生の話は面白いな』と思ってもらえるように心がけましたね。些細なことにもしっかり耳を傾け、生徒のパーソナリティや趣味・興味を積極的に知ろうとしました。私自身のこともいろいろ伝えて、生徒との距離を縮めてから、改めて勉強することの大切さを伝えていきました」。
地道な関係づくりを続けた結果、生徒の様子は明らかに変わったと言います。
「『松岡先生が言うなら聞こう』という雰囲気が教室にあらわれ始めました。人間関係次第で、同じ『勉強しなよ』という言葉でも受け取り方が変わるんですよ。自分の言葉がちゃんと生徒に届いていると実感できるようになりましたね。とはいえ、1回80分の授業を集中して聞き続けてもらうのは難しいので、言葉選びや話す順番、生徒に会話を振るタイミングなどは意識して、常に『あー楽しかった』と思ってもらえる授業を目指しました。その分、授業の準備は大変でしたけど(笑)」。
人間関係づくりや授業に奮闘して1年が過ぎ、迎えた運命の受験。なんと、松岡が受け持っていた生徒20人全員が志望校に合格したのです。
「嬉しくて、大げさじゃなく生徒の親御さんより泣きましたし、これ以上ないほどの達成感を味わいました。長い道のりの先に最良の結果を出せたのは、やっぱり最初に20人の生徒一人ひとりと深い関係をつくることができたからだと思います」。

何かを成し遂げるためには、人間関係がすべての土台。

原点誰かの笑顔と自分の成長のために、
できることは全部する。

生徒のために時間も労力も注いだ塾講師のアルバイト。なぜ松岡はそこまで生徒のために頑張れたのでしょう。
「もともと、人のために何かをするのが好きで、楽しいんです。友人の誕生日や特別な日が迫ってくると、いつも『次はどんなサプライズをしようか』と考えていました。友達が喜ぶ顔や驚く顔を想像すると、全く大変さを感じないんですよ」。
そんな、誰かのために一生懸命になれる松岡が選んだ道は住宅営業でした。
「住宅営業には土地や法律の知識が必要ですし、何千万という金額を動かすのできっと難しい仕事だと想像していました。だからこそ、飛び込んでみたかったという気持ちがありましたね。あと、塾講師をしていた時のように、人と長く関わる仕事をしたいと思っていました。住宅営業はお客様と初めてお会いしてからお引き渡しまで短くても1年。長いと2〜3年のお付き合いになります。さらに、お引き渡し後も一生お客様とお付き合いできると思ったのも住宅営業を志した理由です」。
あえて難しいと感じる道を選択するその動機は何でしょう。
「『自己成長』の一言に尽きますね。仕事においてもプライベートにおいても成長を続けていたいんです。そのために、常に新しいことに取り組んでいる状態にしておきたい。たとえば今はインテリアコーディネーターの資格取得に向けた勉強に励んでいます。資格があると、専門的な目線で内装や家具の配置、動線のお話ができ、お客様との関係性構築に活かせるはずなので。プライベートだと料理にハマっている友達がいるので自分も挑戦してみたり、職場の先輩に勧められて筋トレを始めてみたり。新しいことをすると、当たり前ですが初めは上手くいかないのでストレスを感じるんですけどね(笑)。でも、大変で辛いからこそ得られるものがありますし、それが自分にとっての成長だと思えるんですよ」。

誰かの笑顔と自分の成長のために、<br>できることは全部する。

きっかけ成功体験だけではない。
苦しい時こそ成長の機会。

入社前の想い通り、どのお客様とも深い関係を築いてきた松岡ですが、そのなかでも忘れられないお客様がいると言います。
「50歳前後のご夫婦で、本当に深くお付き合いさせていただいたお客様がいました。プライベートのことも含めて時間を忘れるほど話し込んだこともありましたし、『松岡さん、息子みたいなものだからご飯でも食べながら打合せしましょう』と言っていただけたこともありました。何社かメーカーを検討されていましたが、最終的には一番信頼できるという理由で一条を選んでくださったんです」。
お客様との密な関係性を築いたものの、お引渡しまでは紆余曲折あったと言います。
「そのご夫婦は崖地の上に家を建てて、そこからの景色を眺めながら暮らすのが憧れとおっしゃっていました。私としては、その想いを叶えるお手伝いがしたい。ただ、崖地の上に建てるのと一般的な平地の分譲地に建てるのとでは、設計や工事の難易度が桁違いなんです。クレーンの搬入が困難で、スケジュール調整も難しい。自分なりにリスクを把握して臨んでいたつもりでしたが、想定外の出来事がいくつも起こり、工期が遅れてしまいました。しかも、何度もお打ち合わせをして資金計画を組み立てたのに、追加費用が発生してしまったんです。お客様には一切の言い訳をせず、何度も頭を下げました。申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、必死で向き合い続けるしかない。そう強く思い、どうやったら問題を解決できるか考えて動きました」。
さまざまな壁をクリアして、無事にお引き渡しを終えることができたと言う松岡は、こう続けます。
「常に二手三手先を読む。その重要さを改めて痛感しました。また、事前に共有することも。リスクがあるなら上司や先輩にもっと相談できたはずですし、お客様にも丁寧にご説明するべきでした。幸いお客様とはご契約前から親密にさせていただいていたので、『松岡さん、今まで頑張ってくれたので気にしないでくださいね』と声をかけていただけて。その言葉にどれほど救われたかわかりません。住宅営業という仕事は、塾講師と同じで達成感を得られるまで時間がかかります。時には辛いこともあります。だからこそ、やりがいがあると私は思っています」。
大きな失敗と、逃げずに向き合った経験。そこから得た学びで、松岡は人として、住宅営業として、ひと回り大きく成長したのです。

About me...

塾講師のアルバイトでは、子どもたちと関係性を築くことに重きを置いていました。一緒に受験も乗り越えた絆は一生ものです。その時に考えて実行していたことは今の仕事でも生きています。

父と母の影響でバイクに乗り始めました。誰かが経験したことを自分も味わってみたいので、これからも積極的に色々なことにチャレンジしていきたいです。次は何に挑戦しようかと考える時間も楽しいです。

誰かを喜ばせることに全力を注いでいた高校時代の懐かしい1枚です。友達の誕生日はサプライズで教室を飾り付けしたり、プレゼントを用意したりと笑顔見たさにクラスメイトと協力しながら楽しんでいました。

ひとこと

住宅営業はやりがいと達成感が大きく、自身の成長につながる魅力的な仕事です。責任が大きく難しいこともありますが、それが自分にとってはやりがいや達成感につながっています。人として成長できる何かを得たいと思う方はぜひチャレンジしてみてください。

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